・逗子の小学校
ストロンチウム検出
逗子市の市立池子小学校の側溝から採取したストロンチウムが1キロ当たり12ベクレル検出されたと、加藤秀子市議が1日に明らかにした。
加藤市議によると、同氏が10月7日、池子小の土壌を採取し、横浜市の同位体研究所に依頼してた。すでに同じ場所の土壌からは放射性セシウム合算値(乾燥換算)が1キロ当たり8026ベクレル検出されており、同市議らは市に調査を申し入れている。
横浜市港北区の道路側溝周辺でも、1キロ当たり129ベクレルのストロンチウムを検出したと10月に横浜市が発表している。
以上記事より
福島第一原発2号機で核分裂が起こっているようです。
以下武田先生の見解を掲載させていただきます。
福島2号機にホウ酸を投入したと発表された。これは核爆発を防ぐためのものだが、現在までのデータから言うと大爆発が起こる可能性は無いではないが、かなり低い。
東電が詳細なデータ(原子炉の温度や圧力、水の投入量や放射線の状態)を出せば専門家が判断できるが、出さないばかりかウソを繰り返しているので、その中から本当の情報だけを取り出すのが難しいが、すでに2号機の燃料は細かくなって原子炉か格納容器の下に落ちていると考えられる。
冷やすために水を投入しているので(水は核爆発を誘発する)、本来は水を投入しない方が良いのだが、核爆発の可能性を作っている。しかし、全体状況からいって避難する必要はないと思われる。東京、神奈川以北から宮城まで、風向きに注意をすること、インフルエンザ用のマスク、それに2,3本のペットボトルを用意する必要はある。
(原子炉は、臨界に達すると核爆発(核反応と言ってもよい。質量欠損が起こって、その分の熱が出ることを言う)する。爆発の程度は付近が危険になることから、広島のようになることまで範囲は広い。第二次世界大戦の時にアメリカで原爆の実験をしていたときには数人が死亡した核爆発が起こっている。日本では原子炉を安全に見せるために「臨界」という言葉を使うことが多いが、「臨界」と「核反応」はまったく違うもので、「臨界に達したら核爆発する恐れがある」ということだ.科学は厳密に用語を使用する必要があり、政治的理由で変えてはいけない。)
(平成23年11月2日)
武田邦彦
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