2011年11月28日月曜日

学校給食からの内部被ばくを防ぐ取り組み

学校給食からの内部被ばくをいかに防ぐかは、自治体が早急に取り組んでもらえない川崎市においては、親が一番頭を悩ませる問題です。

18日の武田先生の講演会に来てくださった方から、ご自身の取り組みをメールで教えてくださった方がおられます。

その方の善意により、『この経験を伝えてほしい』という旨から、下記に転載させていただきます。

以下、転載開始

私は小3の娘がひとりおり、市立●●小学校に通っています。
給食の牛乳ですが、数日前、校長先生に直訴しましたら、即座に牛乳停止の手続きをとってくれました。
(ほぼ、モンスター扱いかもしれないですけど)
1本42円。あとで精算して返金してくれるそうです。
1年間で8000円ぐらい給食代が安くなる計算です。
ジュースや乳酸飲料は仕入れるメーカーが違うので、提供されるとのこと。
いままで、牛乳を差し止めることは、牛乳アレルギーの医師の診断書がないとできないと思い込んでいました。
が、ひとこと、校長先生に「放射能が心配で」と直訴すれば、すぐに手続きしてくれることがわかりました。
●●小学校では私で2世帯目だそうです。
●●小の牛乳は雪印メグミルク。
武田先生も安心できないといわれた、まさに大手メーカーの牛乳です。
とりあえず、牛乳の安全性が疑問視される現状では、子どもには飲ませないということが、最大の水際防御だと思っています。
なにせ一日200ミリリットル。1ヶ月で4リットル近く飲むことになるので。
クラスでひとりだと、いじめられやすいかもしれないけど、クラスに二人、三人、五人、十人といれば、
ああ、放射能のせいで牛乳を飲まない子もいるんだ、という空気ができてくるのじゃないか、と。
少しでも心配に思ってるおとうさんおかあさんが、私と同じように行動して、
学校給食における牛乳提供が、希望者少数、というような状況になれば、
あるいは、停止希望者が多いため、しばらく全校提供停止ということになれば、と。
子どもたちの口に入る人工放射性物質の量がより少なくなるのではないか、と。
「牛乳は全員」から「牛乳は希望者だけ」というような学校給食のあり方になればいいなと思っています。
(かわりに水や麦茶などを持たせる手間はかかりますけど)

もし、できましたたら、HPで、学校名はふせていただいたほうがよいように思うのですが(校長先生の責任問題が浮上しそうなので)、このようなことができます、というふうにお知らせいただけると、ありがたく思います。
どうぞご検討下さい。
二宮&大磯のほうでも、同じような動きがあるようです。下記ブログもご参照下さい。
http://ameblo.jp/kanagawa-ninomiya/entry-11058317414.html

以上転載終了。

校長先生の裁量の問題もありますので、すべての小学校でうまくいくかは分かりませんが、一人ひとりがその時正しいと思った心で行動していくことが大切だと思います。
武田先生もおっしゃっておりましたが、この問題において学校に対して声を上げることは、決してモンスターピュアレンツなどといわれることはありません。
義務教育として子どもを預かっている学校は、子どもの健康に対しても責任があるのは当たり前です。
ましてや、将来どのような障害が起こるかわからない内部被ばくに対して、安全対策をとるのは当然のことだと思います。

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