2011年11月16日水曜日

神奈川県内の放射能記事




朝日新聞【川崎北部面】11月16日

・横浜の南本牧最終処分場
 住民招き初の見学会
 飛散や排水、質問相次ぐ


地元住民らの反対で、放射性物質を含む下水汚泥の焼却灰埋め立てが凍結された横浜市中区の南本牧廃棄物最終処分場。市は15日地元住民を招いた初めての見学会を開いた。林文子市長は凍結解除の条件の一つに「地元住民の同意」を挙げており、今回の見学会も町内会幹部ら安全性をアPRして、理解を得たい思惑があったようだ。

林市長が凍結を表明したのは9月14日。埋め立て計画の発表からわずか5日後の方針転換だった。

この日の見学会には、市が本牧・根岸地区連合町内会を通して声をかけた76人が参加した。日っきりになし焼却灰やゴミを積んだトラックが到着し、水面に投棄する現場を見ながら、市職員から安全性や排水処理方法の説明を受けた。

市によると、護岸で囲んだ管理型処分場で21万平方メートル。1日にトラック約100台が一般廃棄物の焼却灰や産業廃棄物を運びこむ。たまった海水や雨水は水深4~15メートルになるという。

住民たちからは「搬入時に焼却灰は飛び散らないか」「海水に排水して大丈夫か」などの質問が出た。市職員は「十分に湿らせているので飛散しない」「放射性物質除去に効果のあるといわれるゼオライトも排水処理に使っている」などと、安全性を訴えていた。

これまで「現場を見せてほしい」と要望してきた地元の連合町会は「説明会が一度あったが、納得のいくものではなかった。十分な説明がない限り、埋め立てに同意できない。ようやくスタートラインに立ったが、すべてはこれから」としている。

市汚泥資源センターには約5千トン(10月末現在)の汚泥焼却灰が、処理できずに保管されている。

汚泥焼却灰の処分については、県内の自治体も頭を悩ませている。横須賀市はコンテナを購入して焼却灰を保管。大和市は焼却灰を固定したうえで、試験的に県外の最終処分場へ搬出している。(佐藤善一)

以上記事より


結局、埋め立てとはいえ、海を埋め立てているということは、自然と海も汚染されていくということでしょうか。こうやって汚染が徐々に拡散していくことになる気がします。
また、大和市の試験的に県外の最終処分場へ搬出しているというはどこの県なのでしょうか。汚染されていない地域に汚染物質を持っていくことだけはやめていただきたい思います。

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