2012年3月9日金曜日

神奈川県の放射能記事

朝日新聞3月7日(水)【川崎北部面】の記事より


























放射能物質除く浄化剤

ゼオライト導入
市、説明なく中止
横浜の最終処分場


放射性物質を取り除くため、横浜市が南本牧廃棄物最終処分場(中区)に導入した浄化剤のゼオライトについて、市が1カ月たらずで市湯尾を中止していたことが分かった。
使用後のゼオライトからは1キロあたり5千ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。

市は昨年10月、放射性物質を吸着し、除去する効果があるとされるゼオライトを導入。
処分場にたまった汚染水を処理し、海に放流していた。住民の説明会や市議会では「ゼオライトは福島でも効果があった」とPR。使用中止の説明は一切していなっかった。

市によると、実際にゼオライト(5500キロ)を浄化装置に装填したのは1回だけ。通水させたのは10月5日~11月1日の間だけだった。処理した排水は約1万8千トン。使用済みのゼオライトは国の安全基準の8千ベクレルを超えていなかったため、処分場に埋め立てたという。

井上さくら市議(無所属)は6日の市議会で、「微量でもゼオライト全体に吸着したセシウムは約2750万ベクレル。なぜ中止にするのか。今も1日あたり100万ベクレルを海水に垂れ流してることになる」と質問した。

これに対し、市資源循環局の大熊洋二局長は「10月の使用は実験。排水からセシウムは不検出なため、使っていない。国の安全基準を超えないように万全を期している」と繰り返している。

しかし、市が使う「(セシウム)不検出」は「検出ゼロ」ではなく、「定量下限値」未満という意味。市は一定の条件下で測定できる限度値を、セシウム134、137とも1キロあたり10ベクレルとしている。(佐藤善一)

以上記事より


効果があったとPRしておいて、1か月で使用を中止。

そして、ここでも汚染水を海に垂れ流す。

ゼオライトの効果がありすぎて、国の基準を超える放射性物質を吸着したゼオライトの処分場に困る前に使用をやめたとみるのが妥当ではないでしょうか。

川崎市でがれき受け入れ反対の会の集会が開催します。

がれき受け入れ反対の方は、ぜひご参加下さい。


川崎瓦礫反対の会(仮)
http://nogareki.jimdo.com/川崎、瓦礫の会を発足します。

3月10日(土) 13:00~15:00
てくのかわさき (溝の口駅) 第2研修室

『会議室代』300円
・お茶などは各自ご持参ください
・出席ご希望の方は問い合わせよりご連絡ください
・市内に限らず川崎市での瓦礫反対の方はどなたでも参加可能。
・参加ご希望の方は
no_gareki@yahoo.co.jp
までご連絡ください。



がれき受け入れに際しては、被災地の現状を考えれば、一刻も早くがれきをなくしていく方法を、みんなが考えるべき問題です。

福島第一原発近くに、大きなゴミ処理施設を建設するなどという案もあっていいのではないでしょうか。

ひとくちにがれきといっても、放射性物質の問題だけでなく、化学薬品が付着したものややダイオキシンを出すものなど、あらゆるゴミが交じっていることも考えないといけません。

安全性を確認する作業だけでも大変な量力とお金が必要になってくるのではないでしょうか。

そういった経費を国が出すというのならば、大きなゴミ処理施設を建設することもかのうなのではないでしょうか。



本当に安全性が確認され