2011年10月31日月曜日

神奈川県全域の情報誌タウンニュースに武田先生の講演会が紹介されました。

タウンニュース多摩区版

タウンニュースのHPはこちら→★

以下記事を転載 

福島原発の事故をめぐり、市民の間で放射能汚染についての情報を求める動きが活発だ。区内では市民団体が発足され、11月18日(金)に放射能汚染を学ぶ講演会を開催する。こうした動きは子育て世代を中心に広がりを見せている。

 「目に見えない放射能が相手だと、どうしても不安ばかりが先に立つ。子どもを守らなくてはならない私たちこそ、今冷静に物事を見極めるべき」。テレビなどで放射能汚染についての緊急提言を続けている中部大学教授・武田邦彦氏を招く講演会を企画した石川るい子さんは話す。

 石川さんは多摩区在住の主婦。福島原発の事故に際し、まず頭に浮かんだのは幼い孫の存在だったという。「色々な情報を集めるけれど、どれも不確かで不安は解消されなかった」。まずはどんな情報でも集めようとどんな講演会にも足を運んだ。そこで様々な市民団体の存在を知り、市民レベルで広がる放射能に対する自主防衛意識の高まりを感じたという。

 石川さんらは近隣の友人らに声をかけ、「子どもの未来を考えるたまの会」を発足。自ら購入した放射線測定器で測定した近隣の放射線量や、放射線量に関する新聞報道記事などをホームページ(http://tamanokai.blogspot.com)で発信している。

 「放射線量が分かっても、そもそも基準が分からないのでどんな防衛策をとったら良いか分からない。専門家に話を聞いてみようと考えた」。石川さんらは交友関係をたどり武田氏に講演を依頼。麻生市民館での講演会実施にこぎつけた。

 講演会は11月18日(金)、午後7時開演(開場は午後6時)。武田教授が登壇し、放射能汚染との付き合い方や大切な家族を放射能から守る方法について自論を述べる。会場は麻生市民館大ホール(新百合ヶ丘駅下車・徒歩5分)。主催は子どもの未来を考えるたまの会。参加費500円(小中学生は無料)。全席自由。先着1000人。午後5時半から整理券を配布する。問合せは石川さん

2011年10月26日水曜日

神奈川県内の放射能記事9

朝日新聞10月26日川崎北部面の記事






















・放射線量高い地点市が独自対策指針
3段階の目安設定

川崎市は25日、局所的に放射線量が高い地点の指針を独自にまとめ、公表した。毎時0.19マイクロシーベルトを超えた地点の泥や落ち葉などは別の場所に一時保管する方針だったが、指針では3段階の目安を設定し、低い場合には現地で埋め戻すとしている。

市は早ければ今週中から小中学校や保育園など子どもが立ち入る447施設で実施する線量の再測定に合わせて指針を定めた。今回は校庭だけでなく側溝や排水溝なども調査する。

市は①0.19~0.38以下の場合は埋め戻しや洗浄などをして現地で処分②0.38超~1未満は撤去後、川崎区の浮島地区の埋め立て地などに一時保管③1以上は一時保管と周囲の立ち入り禁止と、線量に応じて異なった対策をとる。

市によると、一時保管の目安の「0.38」は測定所に1日8時間ずつ1年間いて、屋内被ばくの可能性をゼロとして1日残り16時間を木造住宅で過ごしたと仮定すると、国が示した使い被ばく線量の年間1ミリシーベルトになる値だ。

「0.38」を境に区分を設けたことについて、阿部孝夫市長は「従来より迅速な処分が期待できる。対策を緩和したわけではない」と述べた。市は「仮に0.38以下でも要望があれば一時保管することもありうる」と説明している(鹿野幹男)

・輸出用中古車に基準超放射線
川崎港


川崎市は25日、川崎港から輸出予定の中古車から基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える放射線量が検出されたと発表した。
貨物業者が24日検査して判明した。市によると、車は千葉県内のオークション会場で取引され、パキスタンへ輸出される予定だった。同港では、22日までに運び込まれた4万454台のうち、7台から基準値を上回る線量が測定されている。

以上記事より


この汚染中古車問題は、10月24日の朝日新聞の社会面でも取り上げられていました。
海外の輸出に関しては厳しい規制があるが、国内の場合は運輸支局で一次登録抹消してナンバーを付け替えてオークション販売されているようです。
下の記事では、輸出コンテナの通報基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える毎時110マイクロシーベルトを検出された中古車を、何度も洗浄しても30マクロシーベルト下がらなかったのにもかかわらず、国内で販売し、すでにその中古車の行方は分からないそうです。

一体どれだけの汚染された車が全国に流通しているのでしょうか。
法律の網の目をかいくぐってこのような高い放射線量を出す汚染されたものがこれ以上流通されないことを祈ります。





2011年10月25日火曜日

神奈川県内の放射能記事8

・国の目安超える放射能を検出
中原平和公園














子どもの被ばくを防ぐために、すべての公園で検査測定を
してほしいと思います。


気になる記事

・南相馬の小中学生から少量セシウム
内部被ばくの分析「継続調査必要」




















福島県南相馬市の総合病院は、9月下旬から検査した市内の小中学生の半数から少量のセシウム137が検出されたことを明らかにした。事故直後に呼吸で取り込んだものか、事故後に飲食物を通じて取り続けたものか不明のため、病院の責任者は「定期的に調べて健康管理につなげたいと」話している。~以下省略~

2011年10月17日月曜日

多摩区の放射線量10月18日


川崎市多摩区室内の放射線量
平均0.08~9マイクロシーベルトでした。




外で地上1メーターで計測
平均0.13~15マイクロシーベルト






付近の雨どい地上から約1センチで計測
0.22マイクロシーベルト















神奈川県内の放射能記事8

朝日新聞10月15日の記事

























・側溝にストロンチウム
横浜市発表129ベクレル、噴水でも検出


市民から「放射線量が高い場所がある」との指摘を受けて周辺の土壌を検査を進めていた横浜市は14日夜、港北区大倉山5丁目の道路の側溝の堆積から、1キロあたり129ベクレルの放射性ストロンチウムを検出したと発表した。同じ物から放射性セシウムも3万9012ベクレル検出した。

また、同区新横浜3丁目にある噴水(停止中)の底の部分にあった堆積物からもストロンシウム59ベクレル、セシウム3万1570ベクレルを検出した。結果について市は「東京電力福島第一原発の事故に由来するものと考えている。危険性を判断できない。国と協議したい」と説明した。

港北区は福島第一原発から約250キロ離れている。
市の調査は、区内のマンションの住民が独自の調査の結果として屋上の堆積物から195ベクレルのストロンチウムが検出されたことを市に連絡したことが発端。市は9月中旬、屋上と周辺2ヶ所から堆積物を採り、同市鶴見区の民間の分析機関に測定を依頼していた。

今回公表された値は周辺2ヶ所の結果で、市は屋上の検査については「マンション住民の同意を得ていない」ことを理由に公表しなかった。だが、最初に市に連絡した住民によると、屋上の堆積物からは236ベクレルのストロンチウム検出された、との説明を市から受けたという。

堆積物はすでに取り除かれており、空間線量は大倉山が毎時0.91マイクロシーベルトから0.13マイクロシーベルトに、新横浜は0.13マイクロシーベルトから0.09マイクロシーベルトに下がったという。

市は、局所的に高い放射線量が検出された理由を「現場は水やホコリがたまりやすく、蓄積しやすい条件にあった」と分析。「高い数値のの場所は除染してきたい」とした。(佐藤善一)

2キロ圏内と同程度の汚染

《解説》1キロあたり129ベクレルの数値を1平方メートルに単純換算すると約8400ベクレルで、文部科学省が9月30日に発表した東京電力福島第一原発周辺の20キロ圏内(23か所)のストロンチウム89と90をあわせた土壌の測定値を比較すると、20か所で数値を上回る。横浜の数値は堆積物のために高くなる傾向があるが、そのまま比較すると、原発周辺と同じレベルの汚染が首都圏にまで及んでいたことになる。
ストロンチウムはセシウムが検出されるところで一定の比率で見つかる。科学的物質がカルシウムに似ていて、体内に入ると骨にたまりやすい。同じ被ばく線量のセシウムと比べ体内被ばくでの影響は10倍という説もある。
今回の比率は0.6%と少なかったが、笠井篤・元日本原子力研究所(現=日本原子力研究開発機構)研究室長によると、農作物や水などの比率は土壌より高くなる傾向があるようだ。
「比率は環境によってかなり変わる。周辺の調査もするべきだ」としてきするように、セシウムだけでなくストロンシウムの検査体制も充実すべきだ。

以上記事より

20キロ圏内の同程度の汚染というのが本当だとするならば、武田先生がおっしゃるように、東京・横浜・川崎に住む小さいお子さんを持つ家庭は西に引っ越すか、本格的に周辺の除染に取り組み食べ物などに気をつけないとならないということです。

2011年10月14日金曜日

神奈川県内の放射能記事6

朝日新聞【川崎北部面】10月14日の記事

給食シイタケからセシウム
国基準以下横浜市、使用せず














横浜市は13日、小学校給食で同日使われる予定だった乾燥シイタケから1キロ当たり350ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国の基準値(同500ベクレル)は下回ったが、市は同日の給食で乾燥シイタケを使う予定だった179校で使用を中止した。当面、給食での使用は控える。

市は従来、青果物を中心に1日1品目の抜き取り検査をしていたが、保護者の声に配慮し、11日から毎日1校で牛乳やパンなど全食材の検査を始めた。12日は翌13日に使う17品目を検査し、このうち乾燥シイタケから放射性物質が出た。

同市の給食食材は小学校344校を48班に分けて班ごとに入札し、搬入業者を決めている。市教委は13日朝、乾燥シイタケの生産地を九州・四国地方の6県とホームページ上に掲載したが、その後「調査中」と変更した。市教委健康教育課は「業者の申告に基づいて掲載したが、産地や収穫時期を再調査する」と説明している。

以上記事より

給食は週4日食べるもの、放射性物質が高い低いにかぎらず、しっかり検査をし少しでも基準値を超えるものは出さない姿勢が大切です。
厳しいようですが、このような姿勢が除染活動にも繋がっていくと思います。
わが子が通う川崎市の小学校でもこのような取り組みをぜひやってほしいと思います。


・「ストロンチウム飛来ない」見解修正
検出問題で横浜市長














      山田正人副市長






横浜市港北区のマンション屋上からストロンチウム90が検出された問題で、山田正人副市長は13日、「ストロンチウムは重いから横浜に飛んでこない」と言い続けた市の見解について、「必ずしも放射能の知識を十分に習得していたわけではない」と説明し、遠回しに修正した。この日の市議会決算特別員会で答弁した。

豊沢隆弘保健所長が11日の同委で「ストロンチウム90は半減期が長く、核実験の影響で1960年代には高い濃度で出た。最近でもわずかに検出されている」と原発事故との因果関係を否定するような答弁をしたこともやり玉に。「築7年のマンションに、30年以上前の核実験の影響はあり得ない。根拠のない無責任な発言」との批判を受けた。山田副市長は「我々の知見は十分でなはない。保健所長もその時点におけるベストを尽くした答弁をしている」とあいまいな答弁で締めくくった。(佐藤善一)

以上記事より


責任と影響力ある立場の人が発した言葉とはとても思えません。
しかし、避難してばかりでは根本の問題は解決しません。
間違ったのならしっかりと謝罪し、間違いを修正するだけでなく、問題となった本質をしっかり認識し、放射能汚染にたいして真剣に取り組むことが良識のある大人であり、市民から選ばれた者の使命ではないでしょうか。
今回の問題とは直接関係ないですが、黒岩知事も目玉公約である「4年間で200万戸分の太陽光パネル設置」について、あっさり撤回した件も、がっかりさせられました。
「分かりやすいシンボルとして太陽光発電としていた。皆さんに伝わっていなかったら、私の言い方がまずかった」と釈明していますが、どうして政治家の皆さんは言い訳ばかりで、ちゃんと謝ることができないのでしょうか。
政治家はまず、学歴よりまず普通の道徳教育を学んでいるのか、というテストが必要なのではないでしょうか。



・船橋の「高線量」公園
市測定の最高値
1.55マイクロシーベルト











千葉県船橋市の総合公園「ふなばしアンデルセン公園」の一角で、市民グループの放射線量を検出したとされ件で、市は13日、お穴痔場所を含む公園内の計7地点を調査した結果、同0・11~1・55マイクロシーベルトだったと発表した。

市民グループが5.82マイクロシーベルトを検出したとしていたのは、公園内の施設の雨どいを伝って雨水が落ちる地面から高さ1センチの地点。市も7地点を同じ高さで調査し、この地点では1.12マイクロシーベルトだったという。市は表土などを除染し、柵で囲って立ち入りを禁止にした。

以上記事より

世田谷の高放射線量の件は、自宅から見つかったラジウムのせいだったと判明しましたが、この件や横浜市の件は明らかに福島第一原発からのものだと思います。
しかし、数十年前は放射性物質の管理があまりにもずさんであることもショックです。
また、山梨の病院で基準値以上の放射性物質を使った検査が明るみに出たこともあり、放射能の恐ろしさをきちっと認識し行動しないといけないとあらためて感じます。

2011年10月13日木曜日

茨城のシイタケ 基準値超のセシウム
























朝日新聞社会面10月13日の記事

茨城県林政課は12日、小美玉市の露地栽培と土浦市ハウス栽培の原木シイタケから基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。小美玉市は890ベクレル、土浦市では510ベクレル。県は、安全性が確認されるなで出荷と販売を自粛するよう両市に要請した。

・宮城の米ぬかも
白石・気仙沼産

宮城県は12日、同県白石市の一部地域の今年産米の米ぬかから、国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える668ベクレルの放射性セシウムが検出された発表した。この地域の米ぬかを食品に使用しないように農家に指導する。

県は、農林水産省の指導で玄米から一定以上の放射性物質が検出された地域で米ぬかを測定。同県気仙沼市の一地域では飼料の基準値(同300ベクレル)を超える370ベクレルを検出した。

新潟県にも高蓄積地点-セシウム汚染地図






































~前略~
新潟県で高かったのは魚沼市や阿賀町の恥部ほか、北部の関川村、村上市などにまたがり、1平方メートルあたり3万~6万ベクレルにのぼった。

3万~6万ベクレルと測定された地点はすべて、被ばく量にすると年間1ミリシーベルト(毎時0.2~0.5マイクロシーベルト)を超える推計で、環境省が検討している除染支援の対象に入る。

チェルノブイリ事故では3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされ、55万ベクレル以上が強制避難の対象になった。

~後略~

世田谷区で2.7マイクロシーベルトの高放射線量

朝日新聞社会面10月13日の記事
























・世田谷2.7マイクロシーベルト
通学路、1地点で突出


東京都世田谷区弦巻5丁目の区道を区が調べたところ、歩道の1地点で毎時2.707マイクロシーベルトの放射線量が測定された。保坂展人区長が12日、定例の記者会見で明らかにした。

現場付近は福島第一原発から直線距離で約230キロ離れている。今回の数値は、計画的避難区域の福島県飯館村役場のモニタリングポストで12日に測定された毎時2.115マイクロシーベルトより高い。ただ、毎日8時間を外で、残りを木造家屋で過ごしたとして計算すると、年間被ばく量は14.2ミリシーベルトよりは低い。

現場の区道は地元の区立松丘小学校の通学路に使われている。区は「通行するだけでは身体に大きな支障が出る状況ではない」としているが、当面、一部立ち入らないよう指導を始めた。
今後、砂場がある区内の公園358ヶ所についても緊急に計測するとしている。

区によると、今月に入り、今回の現場付近について区民から「個人的に測ったら放射線量が高かった」との情報が寄せられた。

これを受け、区は指摘があった民家の塀沿いの歩道について、約2.5メートル間隔で9か所を調査。1か所について地上から1メートル、50センチ、5センチの3段階で5回ずつ測り、それぞれの高さごとに平均値を出したところ、1地点の地上1メートルのところで毎時2.707マイクロシーベルトを測定した。

ただ、同じ地点でも地上に近いところはこれより数値が低く、別の地点の最も低いとことでは毎時0.088マイクロシーベルトにとどまったという。

以上記事より


年間被ばく量の基準値は1年一ミリシーベルトと国際放射能防護委員会(ICRP)の国際勧告や日本の法律などに基づき、規制値が決められてりるはずです。
年間20ミリシーベルトとは、緊急時(テロや核戦争原発の大爆発)一時的に避難するための措置としての基準値です。
市民の行動によってこれからさらに20ミリをこえる場所が見つかるかもしれません。子どもの健康を考えたら、年間20ミリシーベルトなどはとんでもないと、武田先生やほかの学者さんもいっておられます。
放射能の怖さは無味無臭で目に見えないことです。大丈夫か大丈夫でないかは今の科学で持ってしても個人差や個体差があり分からないのが現状ですが、基本的に放射能は人体に影響があることは分かっているなら、避けなければならないのは必然だと思います。

参考書籍
大震災・放射能汚染
 3.11以後の備える・守る家族のための防災BOOK
武田邦彦・細川顕司 共著

2011年10月12日水曜日

神奈川県内の放射能記事⑦

朝日新聞社会面10月12日の記事

・横浜でストロンチウム検出
民間機関測定、100キロ圏外では初

























横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、195ベクレル(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を始めた。
検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査では福島県内や宮城県南部など福島県第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めて。
場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。
同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。市衛生研究所での再検査でも、10万5600ベクレルが検出された。

市は当初、ストロンチウムの検査には後ろ向きだったが、10月上旬、屋上の分に加えマンション周辺の側溝の堆積物などを同位体研究所に持ち込み、検査を依頼した。市は「高い値だったので再検査を決めた。結果を見て対応を決めたい。」としている。

以上記事より


時期時には書いてないですが、セシウムの半減期は30年。
ストロンチウム90はとくに骨に蓄積されやすいので、成長期の子どもには特に危険です。
プルトニウムもそうですが、ストロンチウムも重いので、あまり遠くに飛ばないなどと言っていたと記憶しているのですが、一体これはどういうことでしょうか。
そもそも、重い軽いという判断が私にはどうしてもよくわかりません。黄砂だって中国から飛んでくるのに、目に見ないほどの放射性物質がはたして黄砂より重いことがあるのでしょうか。
国全体でもう一度徹底的に調査し発表する必要があると思います。

また気になる記事をありましたので、下記に併せて記載します。

・原木シイタケ 出荷停止指示
千葉の2市で生産















露地栽培は県や市の検査を受けていないことがほとんどなので、気をつけないといけませね。

神奈川県内の露地栽培はとこまで安全なのでしょうか。

昨今流行りの「地産地消」という言葉がむなしく聞こえてきます。

露地栽培農家では検査は難しいと思います。早急に県や市が検査を行う体制を整えて、消費者が安心してかえるように対応をお願いしたいと思います。

2011年10月7日金曜日

プルトニウムの飛散を経産省がHPで発表

残念ながらテレビでは報じていないようですが、経産省のホームページで放射性物質の核種などを発表している。
プルトニウム39は32億ベクレル放出されているという。

ニュースソースはこちら→★

経産省HPの各機関のモニタリングはこちら→★

経産省で公表されている放射性物質はこちら→★

本当のことを知ったときには手遅れになっていないことを祈るばかりですが、できることを少しずつでもやっていくしかないとあらためて思います。
まだ放射能の汚染は終わったわけではありません。マスコミの報道に惑わされないように、自覚して行動していくことが肝心です。

神奈川県内の放射能記事⑥

朝日新聞6面10月7日の記事

セシウムの土壌汚染
首都圏 広がりは一部





































文部科学省は6日、航空機から測定した放射性セシウム134と同137の土壌の蓄積量について、東京都と神奈川県を加えた汚染マップを発表した。
東京は葛飾区や奥多摩町、神奈川では山北町など一部で比較的高い汚染が確認されたが、首都圏での広がりは見られなかった。
調査は9月14~18日、上空から放射線量を測定。地上の数地点で実際の土壌の濃度も調べ、両者の値から積算量を算出した。
放射性物質の量が半分になる半減期はセシウム134が2年で137は30年。
長期に影響がある137だけの土壌蓄積量で見ると1平方メートルあたり3万~6万ベクレルだったのは、葛飾区と奥多摩町の一部で、奈川県ではなかった。江戸川区、足立区、檜原村などの一部で1万ベクレルを越えたが、それ以外はほとんどが1万ベクレル未満だった。
神奈川では山北町、相模原市緑区、清川村の一部は1万ベクレルを超えたが、それ以外の地域は1万ベクレル未満だった。
チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。放射線量を見ると、葛飾区と奥多摩町の一部で毎時0.2マイクロシーベルトを超えた。1年分に計算すると、国の除染支援の対象になる年間の追加被ばく線量の1ミリを超える値だ。


原発事故から半年以上がたって国がこの程度の調査しかしないのは、やはり意図があるとしか思えない。
本気になって調査しているのは、地域住民や心ある科学者や学者先生というのが現実です。
国会や議員宿舎など首都機能を福島に移せば、彼らたちも本気になるのでしょうか。

参考までに

北山町役場の空間放射線測定結果→★

早川由紀夫教授(群馬大学)の放射能汚染地図→★