2011年11月21日月曜日

神奈川県内の放射能記事






































朝日新聞【川崎北部面】11月19日の記事

・放射性物質ぼ濃度
9500ベクレルを340ベクレルとミス
県、半年間公表せず


県は18日、東日本大震災直後の3月から4月にかけて測定し公表していた放射能濃度の数値に誤りがあったと発表した。5月の段階でミスに気づきながら、半年間公表してこなかったことも明らかにした。

県環境衛生課によると、県は文部科学省の委託を受けて3月18日から1日1回、茅ヶ崎市内で雨水やちりなどの降下物に含まれる放射性物質の濃度を計測。21日の計測では放射性ヨウ素を1平方メートルあたり5600ベクレル、セシウムを3千ベクレル検出したのに、それぞれ750ベクレル、400ベクレルと公表していた。

22日もヨウ素9500ベクレル、セシウム3600ベクレルを340ベクレル、210ベクレルと誤り、そのまま文科省のホームページにも記載された。水分調整などの計測上の手法の誤りや集計ソフトの操作ミスが原因という。

誤りは断続的に4月1日まで続いた。県は東京都や埼玉県が22日に2万ベクレル超えるヨウ素を検出したことを把握していたが、静岡県の数値よりは高く、異常と思わなかったという。

同課は5月中旬、計測や集計ミスがあったことを把握。だが、正しい数値も健康を害しないとの判断から直ちに公表はぜず、文科省のみに報告。ホームページの修正を求めたという。

だが、同課の説明によると、文科省は「忙しい」としてすぐには修正せず、正しい数値に改めたのは最近だった。同課の課長は今月になって上司の生活衛生部長に経緯を報告。黒岩知事への報告は18日だったという。課長は同日会見し、「健康に影響はないと思い判断を誤った。認識が甘かった」と謝罪した。同課によると、降下物の放射性物質の安全性を見極める国の基準値はないが、県が同じ3月22日に測定した空間放射線線量は国が除染の必要性を判断する基準値の毎時0.23マイクロシーベルト(年間1ミリシーベルト)を下回る0.113マイクロシーベルトだったことから、健康に影響はないと判断している。(山口博敬)


・汚泥焼却灰保管にコンテナ
横浜市、来年3月導入方針

放射性物質を含んだ下水汚泥の焼却灰について、横浜市は18日、保管場所を確保するため、来年3月からコンテナを導入する方針を固め、地元町内会への説明を始めた。

横浜市が北部(鶴見区)と南部(金沢区)の汚泥ケ資源センターに保管する汚泥焼却灰は5450トン(11月7日現在)。地元住民らの反対で、中区の南本牧廃棄物最終処分場への埋め立てが凍結されたため、増え続けている。

市は焼却灰を500キロ入りの袋に入れて2段重ねしたうえで、ビニールシートで覆って保管。このままの状態だと4,5ヶ月で満杯になるという。コンテナを2段重ねにして収納した場合、満杯なるまで2年ほど猶予があると見通し示している。費用はまだ積算していない。市下水道施設整備課は「まず町内会幹部に説明したい。一般住民への説明は何も決まっていない。状況を見て考えたい」としている。

以上記事より



実際には9500ベクレルだったのになぜ、340ベクレルといことになるのか理解に苦しみます。
単純なミスとして許される行為なのでしょうか。
測定して公表すること自体が、よくない結果を生んでいるように思います。
間違った計測結果をみて、安心して普通の生活をしていた人にたいして、今後どういった対応をしていくのかも知りたいところです。

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