2011年10月26日水曜日

神奈川県内の放射能記事9

朝日新聞10月26日川崎北部面の記事






















・放射線量高い地点市が独自対策指針
3段階の目安設定

川崎市は25日、局所的に放射線量が高い地点の指針を独自にまとめ、公表した。毎時0.19マイクロシーベルトを超えた地点の泥や落ち葉などは別の場所に一時保管する方針だったが、指針では3段階の目安を設定し、低い場合には現地で埋め戻すとしている。

市は早ければ今週中から小中学校や保育園など子どもが立ち入る447施設で実施する線量の再測定に合わせて指針を定めた。今回は校庭だけでなく側溝や排水溝なども調査する。

市は①0.19~0.38以下の場合は埋め戻しや洗浄などをして現地で処分②0.38超~1未満は撤去後、川崎区の浮島地区の埋め立て地などに一時保管③1以上は一時保管と周囲の立ち入り禁止と、線量に応じて異なった対策をとる。

市によると、一時保管の目安の「0.38」は測定所に1日8時間ずつ1年間いて、屋内被ばくの可能性をゼロとして1日残り16時間を木造住宅で過ごしたと仮定すると、国が示した使い被ばく線量の年間1ミリシーベルトになる値だ。

「0.38」を境に区分を設けたことについて、阿部孝夫市長は「従来より迅速な処分が期待できる。対策を緩和したわけではない」と述べた。市は「仮に0.38以下でも要望があれば一時保管することもありうる」と説明している(鹿野幹男)

・輸出用中古車に基準超放射線
川崎港


川崎市は25日、川崎港から輸出予定の中古車から基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える放射線量が検出されたと発表した。
貨物業者が24日検査して判明した。市によると、車は千葉県内のオークション会場で取引され、パキスタンへ輸出される予定だった。同港では、22日までに運び込まれた4万454台のうち、7台から基準値を上回る線量が測定されている。

以上記事より


この汚染中古車問題は、10月24日の朝日新聞の社会面でも取り上げられていました。
海外の輸出に関しては厳しい規制があるが、国内の場合は運輸支局で一次登録抹消してナンバーを付け替えてオークション販売されているようです。
下の記事では、輸出コンテナの通報基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える毎時110マイクロシーベルトを検出された中古車を、何度も洗浄しても30マクロシーベルト下がらなかったのにもかかわらず、国内で販売し、すでにその中古車の行方は分からないそうです。

一体どれだけの汚染された車が全国に流通しているのでしょうか。
法律の網の目をかいくぐってこのような高い放射線量を出す汚染されたものがこれ以上流通されないことを祈ります。





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