2011年10月7日金曜日

神奈川県内の放射能記事⑥

朝日新聞6面10月7日の記事

セシウムの土壌汚染
首都圏 広がりは一部





































文部科学省は6日、航空機から測定した放射性セシウム134と同137の土壌の蓄積量について、東京都と神奈川県を加えた汚染マップを発表した。
東京は葛飾区や奥多摩町、神奈川では山北町など一部で比較的高い汚染が確認されたが、首都圏での広がりは見られなかった。
調査は9月14~18日、上空から放射線量を測定。地上の数地点で実際の土壌の濃度も調べ、両者の値から積算量を算出した。
放射性物質の量が半分になる半減期はセシウム134が2年で137は30年。
長期に影響がある137だけの土壌蓄積量で見ると1平方メートルあたり3万~6万ベクレルだったのは、葛飾区と奥多摩町の一部で、奈川県ではなかった。江戸川区、足立区、檜原村などの一部で1万ベクレルを越えたが、それ以外はほとんどが1万ベクレル未満だった。
神奈川では山北町、相模原市緑区、清川村の一部は1万ベクレルを超えたが、それ以外の地域は1万ベクレル未満だった。
チェルノブイリ原発事故ではセシウム137が3万7千ベクレル以上が「汚染地域」とされた。放射線量を見ると、葛飾区と奥多摩町の一部で毎時0.2マイクロシーベルトを超えた。1年分に計算すると、国の除染支援の対象になる年間の追加被ばく線量の1ミリを超える値だ。


原発事故から半年以上がたって国がこの程度の調査しかしないのは、やはり意図があるとしか思えない。
本気になって調査しているのは、地域住民や心ある科学者や学者先生というのが現実です。
国会や議員宿舎など首都機能を福島に移せば、彼らたちも本気になるのでしょうか。

参考までに

北山町役場の空間放射線測定結果→★

早川由紀夫教授(群馬大学)の放射能汚染地図→★

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